歯周病の治療とは?のカテゴリ記事一覧

大手町デンタルクリニック(旧 日本ビル歯科)の歯の治療への「こだわり」をご紹介。Dr.島倉ブログ。東京都千代田区大手町、東京駅、丸の内の歯科、歯医者でございます。

カテゴリ:歯周病の治療とは?

歯周病の治療とは?のカテゴリ記事一覧。大手町デンタルクリニック(旧 日本ビル歯科)の歯の治療への「こだわり」をご紹介。Dr.島倉ブログ。東京都千代田区大手町、東京駅、丸の内の歯科、歯医者でございます。
歯周病治療の本流10のまとめ(ペルランベリ教授講演)

2016-03-20 歯周病の治療とは?
《HPは一番下からリンクできます》3月12、13日(土、日)はスウェーデンのイエテボリ大学(※@)歯周病学のペルランベリ(Prof.Per Ramberg)教授の特別講演会に…

記事を読む

歯周病治療で一番大切な治療(院内研修会)

2017-06-01 歯周病の治療とは?
《HPは一番下からリンクできます》歯周病の治療で一番大切でかつ一番効果的な治療法はなにかご存知でしょうか?それはプラークコントロールです(「歯みがき」とはちょ…

記事を読む

歯周病治療でレントゲン撮影が多くなる理由

2017-07-01 歯周病の治療とは?
《HPは一番下からリンクできます》歯周病治療で欠かせないものにレントゲン撮影があります。歯の治療で撮影するレントゲンは大きく分けて2つあり、 @全体を把握する…

記事を読む

歯周病治療の本流10のまとめ(ペルランベリ教授講演)

《HPは一番下からリンクできます》

イエテボリ大学歯周病学教授の講演まとめ月12、13日(土、日)はスウェーデンのイエテボリ大学(※@)歯周病学のペルランベリ(Prof.Per Ramberg)教授の特別講演会に出席させていただきました。(会場:千代田区日本歯科大学生命歯学部記念館九段ホール)

現在は「情報過多」な時代なので歯周病(歯槽膿漏)の治療もあれこれ錯綜しています。

「飲み薬」「うがい薬」「レーザー」「光殺菌」「〜水」などなど… あげればキリがないくらいです。

   患者様の利益を考えると

「本当に効果がある治療はどれか?それも生涯にわたって」になるわけですが、それを客観的に「数字」で表して証明していくのが「論文」「研究」です。

良くなっているかどうかの「数字の基準」は「歯周ポケットの深さ(※A)」「検査時の出血(※B)があるかどうか」「細菌数」などで評価します。

結論的には
「プラーク(バイオフィルム、歯垢)をメカニカル(機械的に)に除去して再形成を予防することが1番大切(従来からある治療方法)」になりますが、その他の分かってきたこともあるという内容になります。

今回の講演はその論文、研究がベースになっています。以下ダイジェストですが…

 @口腔衛生(プラークコントロール)の定着が一番重要。それ無くしては他のどの治療もうまくいかない。
  (昔も現在も同じ、基本中の基本、最重要)

 A飲み薬、注入式のお薬は、基本的な治療(歯周基本治療)を行ってみて、改善の有無を確認してから使用すべきである(むやみに使わない(※C))。

 B洗口剤は効果がでる有効濃度が必要であり、副作用もあることがある(※D)。

 C歯石(縁上歯石、縁下歯石)は1回で全て取っても、回数分けて取っても同じ効果である(時間が経つと同様の結果になる)。

 Dスウエーデンでは歯周病治療で外科処置を行う人は1%程度(外科しなくても良くなる)。

 Eインプラント周囲炎(スウエーデン国内 2013年)の割合は13%(7.7人に1人)存在する。

 Fインプラント周囲炎の治療方法はまだ確立していない(歯周病の治療は確立しているが)。

 Gイエテボリ大学歯周病科はレーザーは置いてない。

 H近年登場した「光殺菌」の治療法の効果は、従来の治療法と比較しているが「劣る」という結論。

 I「歯周病がある」「喫煙する」の場合は、インプラントを失う危険性(※E)は明らかに大きくなる。


ほかにもまだまだありますが、言えることは
     「新しい方法 ≠ 効果のある方法」
          の場合もあるのでよく吟味する必要があるということです。

従来からある
  「基本的な治療をどれだけしっかりできるか(※F)」
                             の方が極めて重要です。

※@:歯周病の研究分野で世界的に有名。歯周病治療の本家本元。
※A:いわゆる「歯ぐきの検査」細い物差しで測る。1o単位。
※B:ブラッシング時の出血とは違うので注意。※Aを行ったときの出血の有無です。

※C:歯科で抗生剤をあまり使わないスウエーデンでさえ「歯科は使いすぎ」と言われている。
   (医科歯科合わせて全使用量の8%)耐性菌の問題もあり使用は最小限が望ましい。
   ヨーロッパでは耐性菌が原因で年間2万5千人の方が亡くなる。
※D:日本国内販売のものは海外のものより濃度が低くい(薬事法のため)。副作用としては味覚障害、着色がある。
※E:オッズ比といいます。インプラントを行う前に歯周病の治療を行うのはこのためです。
   歯周病の治療せずにそのままインプラントをおこなうと3.29倍失う可能性が大きくなります。長持ちさせたい気持ちは、患者様、医療サイドも同じ。

※F:当院の歯周病治療のコンセプトです(「薬いらず、外科いらず」です)。

◆メルマガご登録(無料)はこちら◆⇒「もう歯で悩まないための7つのステップ(全8回)」

◆HPはこちらから◆⇒歯周病治療を東京でおすすめするなら | 大手町デンタルクリニック(旧 日本ビル歯科)東京都千代田区大手町1-5-1大手町ファーストスクエアWEST1階

歯周病治療で一番大切な治療(院内研修会)

《HPは一番下からリンクできます》
東京都で歯周病治療おすすめの歯医者、歯科の院内研修会の様子
周病の治療で一番大切でかつ一番効果的な治療法はなにかご存知でしょうか?



それはプラークコントロールです(「歯みがき」とはちょっと概念が違います・・)。

今週の院内研修のテーマは「プラークコントロールレコード(略して”PCR”といいます)」。

今回はプロジェクターを使用し、歯についている赤や青に染め出したプラーク(歯垢)の状態を全員で確認しながらディスカッションをしました。

「プラークコントロールレコード(PCR)」を一言でいうと、お口の中の清掃状態(清潔さ)のスコア(点数)のことで歯の表面にどれくらいのプラーク(歯垢)が残っているかを数値で表していきます。

その記録を「プラークコントロールレコード」といいいます。

この数値いかんで歯周病が「良くなる or 良くならない」がほぼ確定してしまう最重要なデータになります。

  実際は以下のようにデータを記録していきます。

オレリーのプラークコントロールレコードの見本画像

プラークが取り切れていない場所をカウントするのですが、どんな指標かといいますと

すべての歯の表面にプラークがついている⇒ 100% となります。

そして
虫歯や歯周病が発生しない数値が⇒ 20%以下(80%以上きれいな状態)です。

重度の歯周病の方や歯周外科を予定されている方の場合は10%未満(90%以上きれいな状態)にする必要があります。

要するに歯周病などの病気が発生しない(良くなる)ようなお口の清潔度合の合格点は
 「100点満点中80点以上
 必要ということを意味します。

 では、80点未満だとどうなるのか? 

思った成果がでない可能性が大きくなります(=治療しても良くならない)。

また、清潔でないお口の状況で外科手術をおこなうと逆に細菌感染をおこしてしまう可能性が大きくなり、手術をしたにもかかわらず結果が悪くなります。

ちなみに専門的に指導を受けていない方の場合の平均値は50〜60%でかなりプラークが残っています。

歯周病菌は絶えず増殖(分裂するので)しようとするものなので、その数の増えるスピードを遅くする必要があります。
だいたい1日何もしなければMAXの数まで増えます。

そのまま何もしなければ2日目から歯周病(充血、腫れ、ブラッシング時に血が出る)の兆候がでてきます。
 それなので「毎日1回リセット」する習慣が必要になります。

これが「歯周病=生活習慣病」といわれる理由の一つでもあります。

 逆に「生活習慣が改善すれば⇒良くなる」ということです。

◆メルマガご登録(無料)はこちらから⇒「もう歯で悩まないための7つのステップ(全8回)」

◆HPはこちらから⇒東京都で歯周病治療おすすめの歯医者(歯科)| 大手町デンタルクリニック(大手町歯周病インプラントセンター併設)東京都千代田区大手町1-5-1大手町ファーストスクエアWEST1階


 タグ

歯周病治療でレントゲン撮影が多くなる理由

《HPは一番下からリンクできます》
歯医者で撮るレントゲン2種類の比較の図

周病治療で欠かせないものにレントゲン撮影があります。

歯の治療で撮影するレントゲンは大きく分けて2つあり、

 @全体を把握するのに適した「パノラマ撮影法」
 A歯を1本づつ細かなところまで診るのに適した「デンタル撮影法」
  があります。

専門的な歯周病治療をする場合必ず必要になるのがAのデンタル撮影法になり、小さいレントゲンを10〜14枚ほど撮っていきます。

 @のパノラマ撮影法は、お顔の周りを器械が一周まわり(15秒ほど)1回の撮影でお口の全域を診ることができるもので、歯だけはなく、あごの関節、など広い範囲が写ってきます。おそらく歯科に行かれた方はほとんど方がご経験されたことががあるかと思います。

 Aのデンタル撮影法は、小さいフイルムを直接お口の中に入れて撮影するタイプになり、1回の撮影で歯を4本程度写ってきます。お口全体を撮影する場合は10〜14枚の撮影になるため手間と時間がかかります(5〜7分程度)。

 一見すると「全体が診れて」「早く撮れて」「1回で済む」のでパノラマ撮影法で十分なような気がしますが実際はそうではありません。

なぜ、わざわざ「パノラマ撮影法」でなく「デンタル撮影法」をおこなうのか?

 理由は単純です。
  「見落としをしないため」です(=「正確な診断をしたいため」)。

具体的には次の画像見てみるとわかります。
下は「同じ歯」をパノラマ撮影法(左上段)とデンタル撮影法(左下段)したものの比較になります。


歯周病治療で撮影するレントゲンの図(拡大)

  一言でいうとパノラマ撮影法は「びみょうにボケて写っている」状態なので、デンタル撮影法の方が「鮮明さと細かさ」においては明らかに優れています。

 黄色の矢印の@Aは同じ部位を示していますが@には写ってない歯石がAではハッキリと確認できます。

 おそらく、パノラマ撮影法だけでは「歯石を見落とす(歯石が見えないため)」結果になる可能性が考えられます。

 歯周病治療でレントゲン撮影が多くなる理由 ⇒ 見落としをなくし確実に治したいため


◆メルマガご登録(無料)はこちらから⇒「もう歯で悩まないための7つのステップ(全8回)」

◆HPはこちらから⇒東京都で歯周病専門治療をおすすめの歯医者(歯科)| 大手町デンタルクリニック(大手町歯周病インプラントセンター併設)東京都千代田区大手町1-5-1大手町ファーストスクエアWEST1階
 タグ
最近の記事
カテゴリ
過去ログ
メルマガバナー.jpg歯医者選びが難しい理由がわかります(全8回)
Copyright © 大手町、東京駅、丸の内の歯科医ブログ All Rights Reserved.

テキストや画像等すべての転載転用販売を固く禁じます