歯のニュース!!のカテゴリ記事一覧

大手町デンタルクリニックの歯の治療への「こだわり」をご紹介。Dr.島倉ブログ。東京都千代田区大手町、東京駅、丸の内の歯科、歯医者でございます。

カテゴリ:歯のニュース!!

歯のニュース!!のカテゴリ記事一覧。大手町デンタルクリニックの歯の治療への「こだわり」をご紹介。Dr.島倉ブログ。東京都千代田区大手町、東京駅、丸の内の歯科、歯医者でございます。
新型コロナウィルスの転換期

2022-03-13 歯のニュース!!
《HPは一番下からリンクできます》新型コロナウィルス影響もオミクロン株の流行で油断はできませんがそろそろ転換期に近づいてきている様子です。※画像は東京都におけ…

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歯科器具の消毒滅菌事情:10月9日朝日新聞様

2019-11-03 歯のニュース!!
《新しいHPは一番下からリンクできます》10月9日の朝日新聞に歯科の消毒滅菌についての記事が掲載されていたこを聞いて早速確認してみました。※画像は朝日新聞様か…

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なぜ歯が健康だと医療費が節約できるか?

2018-11-23 歯のニュース!!
《HPは一番下からリンクできます》【健全歯数と1人平均年間医療費との関係(男女合計)】※「歯科医療費の分析に関する最近の動向」 松本歯学31:138〜148、…

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口の衰えがあると死亡リスクが2倍になることが判明!

2018-01-14 歯のニュース!!
《HPは一番下からリンクできます》口の機能が衰えると死亡リスクが約2倍になっていたというデータが明らかになりました。※画像は朝日新聞様2018年1月10日の記事より引…

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歯周病で認知症が悪化することが判明!

2018-01-07 歯のニュース!!
《HPは一番下からリンクできます》皆様あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。新年早々から歯に関してのニュースになりますが、1月6日の…

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インプラント周囲炎の原因は細菌だけではないことが判明

2017-11-27 歯のニュース!!
《HPは一番下からリンクできます》11月26日(日)はノーベルバイオケア社様(インプラントメーカー)主催の学術講演会に出席させていただきました。(※印:最後に…

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歯の切削機器使い回し関連のその後:7月2日読売新聞様より

2017-07-03 歯のニュース!!
《HPは一番下からリンクできます》 【2017年7月2日(日)の読売新聞様の記事より引用させていただきました】歯科用切削機器(専門的には、タービンヘッド、ハン…

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歯の数が多い人は医療費が少ない事実が判明

2016-11-27 歯のニュース!!
《HPは一番下からリンクできます》〜画像は日本歯科医師会発行の11月の日歯広報(にっしこうほう)から引用させて頂きました〜ビックデータ(※@)から判明した内容…

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インプラント周囲炎とは?:NHKニュース

2016-11-14 歯のニュース!!
《HPは一番下からリンクできます》〜以下の画像はNHK様より引用させて頂きました〜11月8日の「いい歯」の日にNHKで「インプラント周囲炎(しゅういえん)」の…

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「虫歯菌、脳出血に関与」:日経新聞社様

2016-02-25 歯のニュース!!
《HPは一番下からリンクできます》2月6日の日本経済新聞様:『虫歯菌、脳出血に関与 新たな予防法に期待(国立循環器病研究センター)』の見出し記事を目にしました…

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「歯医者から感染の恐れ」:オーストラリアでの出来事

2015-07-05 歯のニュース!!
《HPは一番下からリンクできます》情報通のドクターから「こんなニュースありました」ときいて早速確認してみました。「!」ちょっと唖然としてしまった。『歯科受診し…

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歯科器械の消毒滅菌について:5月18日読売新聞様

2014-06-08 歯のニュース!!
《新しいHPは一番下からリンクできます》先生の所は大丈夫だと思いますが・・・。記事読みました?」いつもお世話になっている業者様から電話があった。「何?何?」と…

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新型コロナウィルスの転換期

《HPは一番下からリンクできます》
東京都の新型コロナウィルスの致死率の比較2020と
2022


型コロナウィルス影響もオミクロン株の流行で油断はできませんがそろそろ転換期に近づいてきている様子です。

※画像は東京都における新型コロナウィルスの致死率の推移(1回目の緊急事態宣言との比較)

国内の初感染事例は2020年1月


 新型コロナの日本国内での初感染事例は2020年1月に確認された中国からの観光客を乗せたバスの運転手さんですが、同年2月に指定感染症とされました。武漢で発生した当時致死率5%といわれ感染経路も明らかでないため恐怖の感染症と考えられました。

致死率が低下してきている


 2020年4月に東京都で初めて緊急事態宣言が出された期間の致死率は約6.5%でしたが、その後は致死率の割合は減少し、2022年1月以降は約0.06%なっています。

致死率の低下の原因は


@ワクチンの効果
A検査体制の拡大で陽性者の把握が実数に近づいてきている
B治療法も確立し重症化や死亡者が低下してきた

などが考えられます。

ただし油断は禁物


2年近くにおける保健所の疫学調査で、新型コロナウィルスの主たる感染経路も「会話などでだ液が飛び散りそれを吸い込むことによる感染」が圧倒的に多く、接触感染は感染経路でありうるが可能性は低いことが分かってきています。

2020年当初は「未知の感染症」でしたが、ワクチンの効果や治療法も確立してきて2022年の現時点では徐々に「正体がわかって来た感染症」になってきました。

ただし、まだ終息した訳ではないので「社会経済活動の正常化をしつつ油断はしない」姿勢がベターのような気がします。

※参考文献:東京歯科保険医新聞 第624号 2022年3月1日


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歯科器具の消毒滅菌事情:10月9日朝日新聞様

《新しいHPは一番下からリンクできます》
2019年10月9日朝日新聞記事から引用

10月9日の朝日新聞に歯科の消毒滅菌についての記事が掲載されていたこを聞いて早速確認してみました。

※画像は朝日新聞様から引用させて頂きました。

見出しは

「歯科治療 進まぬ院内感染対策 患者ごとに器具交換・滅菌まだ半数」

ということで、2016年時点でのデータを元にした記事でした。
2019年10月9日朝日新聞様事の引用2つ目

※画像は朝日新聞様から引用させて頂きました。

 一言でいいますとハンドピース(歯科用切削器具)の交換を患者さんごとに交換する歯科クリニックは約半数であるということです。

器具の消毒滅菌は初期投資もランニングコストもかかるためすぐにシステムを変えることは難しいですが、2019年現在では2016年より確実に増えていると思います...。

特にハンドピース(歯科用切削器具)は「メカ(機械)」なので一筋縄では消毒滅菌できなく、

@洗浄(唾液、血液、付着物を洗い流す)
A滅菌(細菌、ウィルスを死滅させる)
B注油(機械なのでスムーズに動くようにする必要がある)

以上の工程が必要になります(手間がかかります)。

そのため、当院の場合はハンドピース(歯科用切削機器)以外の器具も2000年からすべて患者様ごとに交換してますが、現在は下の動画にある専用滅菌器で自動化しています。



※ユニット入れ替え前に制作した動画ですが、ハンドピースの消毒滅菌は同じです。

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なぜ歯が健康だと医療費が節約できるか?

《HPは一番下からリンクできます》
歯の数と総医療費の関係の図

【健全歯数と1人平均年間医療費との関係(男女合計)】

※「歯科医療費の分析に関する最近の動向」 松本歯学31:138〜148、2005 より筆者改変

康な歯が多いと、年間の総医療費は減り、お金が節約できるというデータのご紹介です。
一言で言うと「健康な歯が多いと1年間の医療費(お体全身の)が少なくてすむ」ということになります。

考えてみれば当然のことですが…
 
 歯が悪い⇒治療する必要がある⇒治療する⇒治療費がかかる、の流れはすぐに理解できます。

そこにプラスして、その方はお体全身に関する治療費も多い事実がわかった、ということになります。
 
 そうすると
 歯が悪い⇒歯以外(お体全体)の治療費もかかる、ということになります。

「病気のうえ、さらにお金がかかる」ことは誰も望むことではありませんので、健康な歯を多く残すことは意味があり、 

 @お体の健康にも
 A経済的にも

合理的なことだと言えると思います。

 歯科者はなるべく行きたくない場所ではありますが、そのデメリットを大きく上回るメリットがここにあります。


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口の衰えがあると死亡リスクが2倍になることが判明!

《HPは一番下からリンクできます》
歯の衰えと寿命の関係の新聞記事

の機能が衰えると死亡リスクが約2倍になっていたというデータが明らかになりました。

※画像は朝日新聞様2018年1月10日の記事より引用させていただきました。

東京大学などの研究チームが約2000人を対象にした調査で分かったとのこと。

一言で言うと「歯が良い方は健康で長生きしやすい」ということになりますが、

もう少し詳しく言うと、口の動きが衰えてくると食事の量が減り、肉類の摂取が減る傾向があり栄養状態が偏るためとの見解です。

常識的に考えても
食事の量、質の低下→ 栄養が偏る→ 体力の低下、健康状態の悪化→ 死亡リスクの上昇 
の連鎖は考えるに難くない所です。

今回は研究によりその連鎖が「証明」されたということになります。

良く体の衰えは「眼」「歯」から始まるといわれますが、まさにその通りの結果です。

歯の場合は若い時からの予防や治療内容などが影響しやすい分野ですので、早めの
アプローチにより良い状態が保てるところがミソ。

  将来のことを考えて、早めの準備が「吉」。


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歯周病で認知症が悪化することが判明!

《HPは一番下からリンクできます》
歯周病と認知症の関係2018年1月朝日新聞

様あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

新年早々から歯に関してのニュースになりますが、1月6日の朝日新聞様に記事が掲載されていました。

内容を一言でいうと

「認知症(アルツハイマー病など)の症状を歯周病が悪化させるメカニズムが分かった」
ということです。

もともと歯周病が進むと認知症が悪化する傾向があることはわかっていましたが、
「なぜそうなるのか?」の詳細がはっきりしたということです。

もう少し細かくいうと、歯周病菌のだす毒素が体内の血管を通じ全身を巡り、
脳の神経細胞にも影響し、神経細胞が徐々に死んでいき認知症が
悪化するというメカニズム、であることがわかったということです。

「痛みも腫れもないが、歯周病の治療をしたほうが良い理由」は、
このほかにも多くありますが、歯周病の治療が全身の健康にプラスの影響
があることは間違いないという事実になります。

  体の入り口=健康の入り口、にしたいものです。

※正確にいうと「アミロイドβ」という脳内の「ゴミ」のたんぱく質が増える。
 

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インプラント周囲炎の原因は細菌だけではないことが判明

《HPは一番下からリンクできます》
イエテボリ大学トーマス・アルブレクトン教授
11月26日(日)はノーベルバイオケア社様(インプラントメーカー)主催の学術講演会に出席させていただきました。
(※印:最後にまとめました)

内容は “インプラント周囲炎(※@)“ に関してで、海外からスウェーデンのイエテボリ大学 トーマス・アルブレクトン 教授(※A)をはじめ3名の演者が講演されました。

インプラント治療を長持ちさせるためには、「インプラント周囲炎」を防ぐことが大切になりますが、今までは歯周病と同じで「細菌」の侵入が主な原因とされていたが、最近の研究ではそれ以外の因子もわかってきたという内容でした。

  内容をまとめると、

「いままで細菌が唯一の原因と考えられていたインプラント周囲炎だが、体の免疫反応によりおきることもわかってきた。研究や論文をみてみると、いままでどおり、喫煙、細菌も大きく関与しているが、歯科医師の技術の差、服用薬(※B)、腐食、物理的な力、等の様々な因子がわかってきた。」


インプラント周囲炎 = 免疫反応+タバコ+細菌+技術+力のかかり方+薬+材料、等(※C)

 以上のように多くの因子があるということです。

長く使用(※D)していると、お体の調子の変化や、飲み薬の有無、など全身の変化もでてくるので、(お体全体の骨の代謝も変わる可能性があるので)インプラントの周りの骨の状態を確認するためにも、1〜2年ごとのレントゲン撮影と3〜4ヶ月おきのメインテナンス(継続管理)、が必要になるわけです。

  インプラントを長く良い状態に保つコツがここにあります。

 
※@インプラント周囲炎:インプラントを支える周りの骨が溶けて無くなる。
   進んでしまうとインプラントがグラグラしてくる。さらに進むと自然に抜けてしまう。

※Aトーマス・アルブレクトン教授:インプラントを世界で初めておこなった(1965年)故ブローネマルク教授の元で研究をされる。

※B服用薬:H2ブロック剤などで胃酸を抑える薬(胃薬)、石灰化した骨を溶かす作用もある。

※C島倉独自のまとめ

※D当院の場合、最長19年経過されている方が今もお使いいただいております。


◆「インプラント周囲炎を防ぐ5つの方法」◆⇒はこちらからご覧いただけます。


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歯の切削機器使い回し関連のその後:7月2日読売新聞様より

《HPは一番下からリンクできます》
歯科用切削機器使い回し問題、読売記事2017年7月2日

 【2017年7月2日(日)の読売新聞様の記事より引用させていただきました】

科用切削機器(専門的には、タービンヘッド、ハンドピース、といいます)関連の続報(2014年から)の記事を見つけました。

 下はその歯科用切削機器(歯科用切削機械、タービンヘッド、ハンドピース)です。
歯科用切削機械、歯科用切削機器、歯を削る道具の画像


内容を簡単にまとめると

・歯を削る機器の先の部分は唾液や血液に触れる部分になるため、使い回せば次患者さんに細菌やウィルスが感染(移す)リスク(可能性)がでる(アルコールで拭くだけでは不十分)。

・患者さん毎に交換している歯科医院は
  2012年は31% ⇒ 2017年は52% となり患者様ごとに交換する歯科診療所が増えた。


との内容になります。
  
5年間の間に「毎回交換が 3件に1件 ⇒ 2件に1件」となったとの結果になるわけですが、これが多いのか少ないのかは意見が分かれるところだと思います。

 (米国では毎回交換が義務付けされてますが、日本はそうではないのが現状です。例えば外科手術で一回使用したメスなどを消毒薬で拭いて⇒次の患者さんに使用するのはあり得ないですよね)

 本来は100%のクリニックでの実現が理想なのですが、実際おこなうにはハードルが高く、それに伴うコスト(※)はすべてクリニックの持ち出しになります(治療費には反映されていない事実)。

 行政が健康保険の制度自体の改善をしてくれないと「やりたくてもできない」ところが多いのが現状だと思います。

そのハードルが高い理由は..
 
・機器が高価
 切削機器(タービンヘッド、ハンドピース)が高価であるため。
 1機器あたりの定価:9〜16万円(メーカー、性能により違います)× 本数分(治療用イス、ユニットの数×2倍 の本数は最低必要、修理等も考慮)が必要(診療用イスが2台であれば最低4本は欲しい、ギリギリですが)。

・維持の工程が増える
 実際は「本数そろえるだけでOK」ではなく、機械(高速回転するのでデリケート)なので@「洗浄」A「滅菌」B「注油」C「空吹かし」の各工程を毎回おこなう必要があるため「滅菌」だけでは実は不十分である(全自動の機械でおこなう or 人の手で注油+空吹かし,が必要。しないと短期間に壊れます)。

・実は他の器材も同様である
 切削機器だけでなく、「超音波スケーラー(歯石をとる機器)」「コントラ(歯を磨く機器)」なども同様の本数が必要になる。

・マンパワーの負担増
スタッフの負担が増える、もしくは人員を増やす必要がでてくる。

・人数を多く診れない
大勢の人数を治療するには適さない診療システムになる(1日に治療できる人数が限られる)。

 以上が挙げられます。どちらにしても言えることは

毎回交換しているところは

   「医療として妥協できない点なので、採算が合わなくてもおこなっている」

というクリニックということです。

※大まかに見積もってもイニシャルコストは150〜200万円程度はかかる。 

参考:下は実際の当院の歯科用切削機器(+歯石を取る機器and歯を磨く機器)の滅菌の方法になります(治療用のイスは旧機種)。



【大きい画面はこちらからご覧いただけます】


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歯の数が多い人は医療費が少ない事実が判明

《HPは一番下からリンクできます》

〜画像は日本歯科医師会発行の11月の日歯広報(にっしこうほう)から引用させて頂きました〜

歯の数が多い人は医療費が少ない(ビックデーターから)
ックデータ(※@)から判明した内容が今月の日本歯科医師会発行の日歯広報(にっしこうほう)に掲載されました。

 一言でいうと、「歯が多く残っている人は、(医科の)医療費が少ない(※A)」ことがわかった。という内容でした。

 内容の要点は
  ・歯の本数が20本以上の人と19本以下の人の医療費
   (歯科以外の医科の治療費)を比較(通常は28本)。
  ・19本以下の人は明らかに一か月の医療費が高かった。
  ・40〜44歳代で最も差が多く1.2〜1.3倍高かった。


勝手に読み解いてみると
「歯が良い人(歯が多い人)は、お体も健康なことが多くしたがって医療費がかからない」
が言えるかもしれません。
 
    出費は極力「抑えたい」ものです。

  ※@ナショナルデーターベースを分析、日本歯科総合研究機構が報告。
  ※Aこれまでにも以下の関係は報告があります。
    ・歯の数と循環器疾患
    ・歯の数と認知症
    ・歯周病と糖尿病
 

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インプラント周囲炎とは?:NHKニュース

《HPは一番下からリンクできます》

〜以下の画像はNHK様より引用させて頂きました〜

インプラント周囲炎2016年11月NHKニュースの画像
11月8日の「いい歯」の日にNHKで「インプラント周囲炎(しゅういえん)」の関連のニュース があったと聞きさっそく確認してみました。

インプラント周囲炎とは、インプラントの術後の合併症(トラブル)のうちの一つで、一言でいうと「インプラントが歯周病になった状態」を表します。

 歯周病は「歯ぐきの骨が溶ける病気」なので、インプラントの場合は「インプラントを支えている骨が溶ける」ことになります。なので進んでしまうとインプラントが ”グラついて” 動き始め、そのまま放置してしまうとインプラントが取れて使えなくなります

インプラントのメリットの一つに「虫歯にはならない(チタン合金なので)」がありますが、「歯周病」には天然の歯と同じくなる可能性があり,一度なってしまうと天然の歯より進行が早いので要注意です。
 
   気になるのニュース(WEB上ですが)の内容ですがこんな感じでした...

【要点】
 @これまでインプラントをおこなった方は国内で300万人。
  (およそ100人に2、5人)

 Aインプラントをおこなった部位で歯ぐきに炎症がある方が約40%存在した。
  (日本歯周病学会調査、調査対象267人、おこなってから3年後の方を対象)

 B267人中9.7%の方がインプラントの周りの骨が溶ける「インプラント周囲炎」だった。
  (インプラントを支えている骨が溶けてしまう、通常元には戻らない)

 Cインプラントを行った方は治療後も継続的な管理(トラブルを避けるために)が必要。
  (調子が良いからと言って、定期的なチェックに行かなくなるのはトラブルの元)


 以上の内容でしたが、実は目新しいことでなく、

「インプラント周囲炎」の報告は1994年ころからあり、もうその頃からインプラントを行う前には「しっかり」歯周病の治療を完了しておき、インプラントの治療が終わった後も継続的な管理(メインテナンス)をおこなうことがスタンダードでした。

 当院は1997年(平成9年)のインプラント導入時より、一貫して

「歯周病の治療終了⇒インプラント治療⇒継続的管理(メインテナンス)」

のステップでを行っていますが、その理由はここにあります。
 
 インプラントをご希望される方に「その前に歯周病治療からおこなう」理由を説明してもなかなか伝わりにくい(自覚症状がないことが多いので)ことは昔も現在も同じですが、患者さんの将来を考えるとどうしても飛ばせないステップです。   
  
   治療期間がかかっても、生涯「いい歯」でありたいものです。

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「虫歯菌、脳出血に関与」:日経新聞社様

《HPは一番下からリンクできます》
月6日の日本経済新聞様:
『虫歯菌、脳出血に関与 新たな予防法に期待(国立循環器病研究センター)』の見出し記事を目にしました。

 簡単に内容をいいますと…

虫歯菌の代表格の「ミュータンス菌」はお口の中にいるが、”口の中から→ 血流で全身を回り→ 脳の血管をに到達し血管をもろくする” という働きをし脳出血に関与する。 というものです。

お口の中には常に400〜700種類の細菌がおり、その内の数種類が体をめぐり、全身の病気に関与(※@)しているといことは、以前から指摘されていることで、私たちにとっては”常識”なのですが、一般の方は知らない方がまだ多く、記事になることは健康管理にはプラスになり、良いことだと思います。

特に健康寿命を延ばすためには、しっかり歯の治療をおこなうことが必要で、なおかつ治療する価値は思った以上にある、ということです。

         健口(けんこう) = 健康(けんこう) であり
     そして    健康寿命  = 寿命  に近づけたいものです。

※@:その他代表的なものとしては(他にもありますが)
   日本人の死因の第2位は”肺炎”ですがその7割は”誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)”で、お口の中の細菌や、入れ歯に付着した細菌が原因です(ちなみに死因の第1位は”がん”です)。寝たきりになった方が”カゼをこじらせて肺炎”でお亡くなりになる多くのパターンです。 


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「歯医者から感染の恐れ」:オーストラリアでの出来事

《HPは一番下からリンクできます》
報通のドクターから「こんなニュースありました」ときいて早速確認してみました。

「!」ちょっと唖然としてしまった。

『歯科受診した1万1000人にHIV感染の恐れ、豪シドニー』
(7月2日 ATP通信様より引用 )
シドニーの歯科医の感染症問題のニュース

7月2日の記事だが、結局は器具の消毒が不適切であったということだがそれにしても人数がすごい。

治療器具の消毒滅菌は、マンパワーとコストがかかる割に外部から分りづらく、しかも評価されにくく(やっていて当たり前と思われることが多く、実は健康保険にもコストは反映されていません…)


マネージメントする側としてはいつも苦労する所であることは確かなのですが、これは「絶対条件」なので外すことはできない部分です。

このニュースを見て、2000年に医院の引き継ぎと同時にタービンヘッド(切削用の器械)を大量導入し、消毒滅菌システムの構築でかなり苦労したことを思いだしました…。 

そうそう、「当たり前」のことが実は一番大事。




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歯科器械の消毒滅菌について:5月18日読売新聞様

《新しいHPは一番下からリンクできます》

生の所は大丈夫だと思いますが・・・。記事読みました?」いつもお世話になっている業者様から電話があった。「何?何?」と思ったが、「タービンの滅菌・・・」「えー、まだそうなんだー」と私。

『歯を削る機器、滅菌せず再使用7割…院内感染懸念』
(5月18日の読売新聞様から引用させていただきました)
歯科用機器の使い回し問題の記事、読売新聞
一言で言うと、タービンヘッド(切削機器、歯を削る道具、ハンドピース)の滅菌と交換問題のことだ。

お口の中は唾液や血液に触れる機会が多く、消毒やアルコールで拭いただけでは死滅しないウィルス(芽胞)もいる。

私も卒業当初(20年以上前ですが)より心配していた点でもあった。

当院では2000年(日本ビル歯科の時代)からすべての患者さんごとに交換しているので今となっては「当たり前」となっていて心配無用なのだが、全体から見るとまだまだ少数派ということか・・・。

当院ではタービンヘッド(切削機器)以外の機器も以前からすべて患者様ごとに交換してますが、そうするとどうしても機器類の本数が必要なります(消毒滅菌している時間は使用できないため)。

以下は当院で使用している機器類の様子です。
大手町の歯医者、歯科の歯科用切削機器の滅菌と消毒の様子
a:当院のタービンヘッド(切削機器、歯を削る道具、ハンドピース)

大手町の歯医者、歯を削る道具の滅菌と消毒の様子
b:タービンヘッド(切削機器、歯を削る道具、ハンドピース)

大手町の歯科、歯医者の滅菌と消毒の様子
c:コントラ(研磨機器、歯を磨く道具)

大手町の歯科、歯医者のハンドピース類の交換の様子
d:超音波スケーラ−(歯石除去用機器、歯石を取る道具)


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