Dr.島倉 論文、著書のカテゴリ記事一覧

大手町デンタルクリニックの歯の治療への「こだわり」をご紹介。Dr.島倉ブログ。東京都千代田区大手町、東京駅、丸の内の歯科、歯医者でございます。

カテゴリ:Dr.島倉 論文、著書

Dr.島倉 論文、著書のカテゴリ記事一覧。大手町デンタルクリニックの歯の治療への「こだわり」をご紹介。Dr.島倉ブログ。東京都千代田区大手町、東京駅、丸の内の歯科、歯医者でございます。
記念誌が発刊されました。

2022-12-25 Dr.島倉 論文、著書
《HPは一番下からリンクできます》私が所属しているスタディーグループ(研究会)救歯会が2022年2月19、20(土、日)に行った救歯会30周年記念講演会の記念誌が医歯薬…

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育児雑誌「赤ちゃんと!」に掲載されました。

2022-08-01 Dr.島倉 論文、著書
《HPは一番下からリンクできます》育児雑誌「赤ちゃんと!」の8月号に口臭関連の記事を掲載させて頂きました。内容は口臭予防で「パパの健康相談室」のコーナーになり…

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ライフステージ(年齢)によって歯の治療方針が変わります

2016-09-22 Dr.島倉 論文、著書
《HPは一番下からリンクできます》 執筆依頼(東京歯科保険医協会様※@)を受けていた原稿が今月仕上がりました。  ご紹介いたしますと「年齢によって治療方針が変…

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これが歯を残す秘訣です(救歯会論文)

2015-09-10 Dr.島倉 論文、著書
《HPは一番下からリンクできます》所属しているスタディーグループ「救歯会」研究会が毎月あるのですが、今月会員のデーターを元にした英訳論文を頂きました。画像はそ…

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2014年の講演記録

2014-12-30 Dr.島倉 論文、著書
《HPは一番下からリンクできます》画像は2014年7月5日(土)クロス・ウェーブ府中で開催された「臨床歯科を語る会」で講演させて頂いたときの事後抄録です。今年…

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島倉論文(英訳)自家歯牙移植A

2014-09-16 Dr.島倉 論文、著書
《HPは一番下からリンクできます》所属しているスタディーグループ「救歯会」の研究会に9月3日出席しました。※画像は論文題名と著者一覧(ピンクの点は私)。会員の…

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島倉論文(国内)天然歯を守る

2014-05-18 Dr.島倉 論文、著書
《新しいHPは一番下からリンクできます》医歯薬出版様から執筆の依頼があり、2013年8月号の歯界展望に掲載された論文のご紹介です。 内容を一言で言ってしまうと…

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島倉著書(国内)スタンダードプレコーションとは?

2014-03-24 Dr.島倉 論文、著書
 突然ですが「スタンダードプレコーション」って聞いたことことはありますか?※上の画像は東京都内約5,000人の先生に読まれている消毒、滅菌に関するガイドブック…

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島倉論文(国内)インプラント@

2014-01-24 Dr.島倉 論文、著書
2009年に発表した日本口腔インプラント学会(大阪国際会議場)での論文です。医療行為にもちろん100%はありませんが…トラブルがあるときはどこかに原因があると…

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島倉論文(海外)自家歯牙移植A

2013-12-30 Dr.島倉 論文、著書
 所属しているスタディーグループの救歯会から海外に向けての情報発信です。 自家歯牙移植に関しての論文です。(自家歯牙移植:親知らずなどの余っている歯を、歯が無…

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記念誌が発刊されました。

《HPは一番下からリンクできます》
救歯会30周年記念誌.jpg


が所属しているスタディーグループ(研究会)救歯会が2022年2月19、20(土、日)に行った救歯会30周年記念講演会の記念誌が医歯薬出版様より発刊されました。

 少しご紹介しますと・・

記念誌のご紹介


 救歯会研究会は発足してから30年経ちますが、一貫したテーマが「残すことが難しい歯を残して長持ちさせる」ことで、歯を抜かないで如何に残して治療できるかを追求して研鑽しています。

 なぜかといいますと「抜いた歯は元に戻らないから」というシンプルな理由からです。

学術的にいうと「治療の不可逆性(ふかぎゃくせい)」といい、抜いた歯や削った歯は元に戻らない(当たり前ですが)という点に着目しています。

 そのため、実は歯を抜いたり削ったりすることはそう簡単に判断して行うことではないことが多いのです。その前に抜かないで削らないで済む方法は無いかを第一に考えることが必要になります。

 その実例のケースの集大成がこの記念誌になります。

歯を抜く前にもう一度考えてみる


 歯を抜かないといけないパターン(抜歯の理由)は多い順に

  @歯周病
  A虫歯(根の先の膿の袋を含む)
  B破折(歯が割れた)


 になり、@〜Bで75%しめますが、一つ一つをしっかり治療していくことにより歯を残せる確率は上がってきます(もちろん100%では無いですが)。

 また、治療後も定期的な通院(メインテナンス)を行うことでさらに残る可能性は高まります。

  そうやって、20年以上抜かずに経過している成功実績が山ほどあります。

  単純に 持たない歯は抜歯して → インプラント ではないのです。

 
     12月23日に手元に届き、ちょっと早いクリスマスプレゼンでした。


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◆「歯科の答え」がここに集結◆⇒「もう歯で悩まない!デンタルアンサー」

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育児雑誌「赤ちゃんと!」に掲載されました。

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大手町で口臭治療を行なっている歯科の記事


児雑誌「赤ちゃんと!」の8月号に口臭関連の記事を掲載させて頂きました。

内容は口臭予防で「パパの健康相談室」のコーナーになります。

昔と違って、近年はパパも育児携わることが多くなり気になさる方が増えている様子です。

少しでもお役に立てれば光栄です。


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ライフステージ(年齢)によって歯の治療方針が変わります

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東京歯科保険医協会新聞2016年9月号掲載論文(島倉洋造)
 執筆依頼(東京歯科保険医協会様※@)を受けていた原稿が今月仕上がりました。

  ご紹介いたしますと

「年齢によって治療方針が変わります(正確にいうと年齢によって変える必要がある)」ということです。

 
  【例えば】歯が1本無い場合の治療のケース... 
  
「30歳代」の方であれば、天然の歯と同様に固定式で治したい。見た目も良くしたい。

「70歳代」の方あれば、体に負担のかからない方法(通院回数、麻酔の有無、など)でおこないたいので取り外し式(入れ歯)でも良い。固いものもそんなに食べないので...

「30〜70歳」は様々な選択がでてきます。 などライフステージ(年齢)により適切な治療は異なってきます。
 
 もちろん、患者さんのご希望が重要になるわけですが、お仕事の内容、食事の嗜好、どれくらいの使用期間を想定するかでも治療方法の選択は変わってきます。

 現在の日本人の平均寿命は83.7歳(大人の歯は12歳28本からスタート)、約70年以上毎日使用するので長期的な視点(先の先まで考えて)での治療方針が必要です(当たり前ですが・・・)。

  短期的な視野で考えるか、長期的な視野で考えるかは人それぞれですが、10年以上見続けていると治療結果に差が出てくることがわかります。

 実際、適切なタイミングで、最善の治療の選択、をおこなおうとすると
   @今までのトラブルの分析(原因究明)
   Aできる治療の守備範囲の広さ(治療の選択肢のバリエーション)
   B先々の見通しの予測                  が必要になります。

  当院が「総合歯科治療」にこだわる理由は、ここにあり、

  「〜専門治療」=「治療の守備範囲(=選択肢)の狭さ」にならないようにしているからです。
  (70年以上の長期使用を考えると、多くの治療分野(※ABC)が関与してきます)
  
  もちろん「狭く深く」こだわる治療も良いことですが、究極は「広く深い」治療が理想。

 
※@東京歯科保険医協会:東京都内5,000人の歯科医師からなる団体。

※A歯の根の治療は歯を残すためにどの年代でも必要とされる。学童期は虫歯の予防処置と治療、成人前半は歯周病の予防と治療、成人後期はかみ合わせ(入れ歯やインプラント)、さらに高齢になると全身管理、機能のリハビリ、など場面ごとに必要とされる治療内容が異なることが少なくない。

※B最低でも「歯の根の治療」と「歯周病」の両方がしっかりできることが条件。プラス「矯正治療」ができるとさらに歯を残せる可能性は大きくなる(割れた歯への対応に必要)。

※C歯が残せれば「ブリッジ」「入れ歯」「インプラント」の治療はそもそも必要が無いことに気付かなければならない。 

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これが歯を残す秘訣です(救歯会論文)

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属しているスタディーグループ「救歯会」研究会が毎月あるのですが、今月会員のデーターを元にした英訳論文を頂きました。

画像はその研究論文です。

会員の吉野先生がデーターをまとめて下さいました。

タイトルは
 「抜歯した歯の中で、根が縦に割れていた歯の割合」です。
歯の根が「縦(真っ二つ)に割れる」ことは歯として致命傷で、お取りすることが多くなります。

内容を要約すると

  「歯を抜く理由の31.7%が 歯の根の縦割れだった」
  「そのうちの93.6%が 神経の無い(根の治療をした)歯だった

 ⇒神経の無い歯(根の治療した歯)は縦に割れる可能性が大きくなり、抜歯の理由の1/3を占めた、ということです。
   
つまり、この論文から学ぶことは

  @「”歯を残そう”と思ったら」
 ⇒A「歯をお取りする原因の1/3は歯の縦割れ」
 ⇒B「神経の無い歯は割れやすい」
 ⇒C「では、神経をできるだけ残そう」
 ⇒D「神経を残すために、虫歯にならないよう予防しよう」になります。

結局、「目の前の病気の治療だけしても、Dの予防治療までたどり着かないと歯は長持ちしません」ということです。

なかなかお伝えしにくい点ではあるのですが、当院ですぐ冠を入れず予防治療からはじめるのはそのためです(その間は仮歯で過ごします)。

2,3年しか使わないのならまだしも、一生使うものなので長持ちしないと意味がありませんから…

≪補足≫
 ※お痛みがあるのに神経を残す必要はありません(いずれ死んで、膿が溜まります)。
 ※歯をお取りする他の原因は虫歯と歯周病(歯槽膿漏)で、縦割れと合計すると95%を占めます。
 ※歯ごたえのあるものが好き、歯ぎしり、なども歯が割れる要因です。

     割れた歯の治療方法についてはこちらから

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2014年の講演記録

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像は2014年7月5日(土)クロス・ウェーブ府中で開催された「臨床歯科を語る会」で講演させて頂いたときの事後抄録です。

島倉洋造(学会関連)講演事後抄録01

今年は診療所の移転で講演するような余裕は無かったのですが、「頼まれると断れない性格」が幸い(?)して微力ながらお力添えをさせて頂きました。

休日返上での講演でしたが、ご参加頂いた先生方の質問も活発に頂戴でき座長の進行もすばらしく企画の意図はおおよそ達したのではないかと思います。

結局、治療した後の状態(10〜20年後)を知らないまま治療を続けてしまうと「今良ければそれで良し」になりがちになってしまいます。残念ながらタイムマシンはありませんので、若い先生たちには誰かが伝えなければなりません。

今思うと勤務医時代に「自分が治療した方の10年後をみれない」ことが勤務医の限界と気づいたことがはじまりだったような気がします・・・。

 ※臨床歯科を語る会:全国の歯科医のスタディーグループが一同に集まる会。今年は約200名参加。

HPはこちら⇒大手町デンタルクリニック(旧 日本ビル歯科) 
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島倉論文(英訳)自家歯牙移植A

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東京で歯の移植で有名な歯医者
属しているスタディーグループ「救歯会」の研究会に9月3日出席しました。
※画像は論文題名と著者一覧(ピンクの点は私)。

会員の先生方のデーターを集めて自家歯牙移植についての新しい論文ができあがり、私も別冊をいただきました。

内容は「親知らず」を「歯を失った箇所」に移植>し、その後10年の経過になります。

※画像はデーターの抜粋、女性のほうが経過が良い結果が。

自家歯牙移植は「自分の歯」を使えることが最大の特徴といえます。

昔は親知らずは「抜くもの」と言われていましたが、現在では場合によって「使えるもの」になる時代になりました。

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島倉論文(国内)天然歯を守る

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歯薬出版様から執筆の依頼があり、2013年8月号の歯界展望に掲載された論文のご紹介です。

 内容を一言で言ってしまうと「重度の歯周病で誰もが抜歯(「hopelessな歯」といいますが)と判断する歯でも、しっかり治療すれば10年以上持つことがありますよ」の一例なのだが、12年の歳月を経てようやく実証ができた。

講演などで「この歯は10年持たないから抜歯(重度の歯周病で)」の判断をたまに聞くのだが、「本当にそうだろうか?」と昔から疑問に感じていたのだがこの例を通して答えがでたように思う。

 ここ数年インプラント治療の台頭で早めの抜歯が増えているように感じているのは私の偏見だと思うが、あくまでインプラント治療は「歯を残す治療」をしっかりおこなって、その「次の治療」との位置づけが当院の治療のスタンスである。

歯科医師の使命は「可能なかぎり歯を抜かず、削らずに、天然の歯の状態を長く保つ」ことだと思いたい。

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島倉著書(国内)スタンダードプレコーションとは?

 然ですが「スタンダードプレコーション」って聞いたことことはありますか?
東京で消毒、滅菌をしっかりやっている歯医者、歯科

※上の画像は東京都内約5,000人の先生に読まれている消毒、滅菌に関するガイドブックです。2012年1月に初版発行、私も微力ながらお手伝いさせて頂きました。

「スタンダードプレコ―ション」を分かりやすくご説明すると

「器具、器械を介しての交差感染(こうさかんせん)をおこさないようにすべての患者さんに使用する器具、器械の消毒、滅菌をしっかりやること」 になります。

一般的なお医者さんの場合は怪我や病気の方がくるわけですから、その患者さんに集中して消毒、滅菌などをすれば良いわけですが、歯科の場合は、お体が健康な方も多く来院されますのですべての方に対しておこなう必要があるわけです。

歯科治療では、血液だけで無く、唾液にも常に接触することが特徴です。

まずは「自分が患者さんだったら?」を考えて、安心して治療を受けられる環境づくりをしております(当院では2000年からこの体制で診療をおこなっております)。

大手町、東京駅の日本ビル歯科
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島倉論文(国内)インプラント@

009年に発表した日本口腔インプラント学会(大阪国際会議場)での論文です。
日本口腔インプラント学会の論文、著者島倉洋造


医療行為にもちろん100%はありませんが…

トラブルがあるときはどこかに原因があると考えることが自然でしょう。
インプラント治療で各ステップの「関所」は以下の通りです。

  @診査、診断でのステップ
   (糖尿病、喫煙などのリスク因子は無いのか?骨の厚みは十分なのか? など)
  A治療計画でのステップ
   (歯周病の治療は必要なのか?他の選択肢はないのか? など)
  B技術(テクニック)でのステップ
   (実際おこなえるのか? など)
  Cフォローアップ(メインテナンス)でのステップ
   (治療終了後もきちんと来院可能なのか?など) 

 インプラント治療は確かに良い治療に間違いはありません。ただし、総合的な視点から考えて従来からある「ブリッジ」「入れ歯」を選択したほうが良い場合もあります。

何を1番優先させておこなうかが選択のポイントになります。


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島倉論文(海外)自家歯牙移植A

東京で歯牙移植の名医の論文


 所属しているスタディーグループの救歯会から海外に向けての情報発信です。

 自家歯牙移植に関しての論文です。

(自家歯牙移植:親知らずなどの余っている歯を、歯が無い場所に移してまた使えるようにする治療)

 700本以上のケースが集まりました。10年以上使用できている方もいらっしゃいます。

大手町、東京駅の日本ビル歯科

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