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歯薬出版様から執筆の依頼があり、2013年8月号の歯界展望に掲載された論文のご紹介です。

 内容を一言で言ってしまうと「重度の歯周病で誰もが抜歯(「hopelessな歯」といいますが)と判断する歯でも、しっかり治療すれば10年以上持つことがありますよ」の一例なのだが、12年の歳月を経てようやく実証ができた。

講演などで「この歯は10年持たないから抜歯(重度の歯周病で)」の判断をたまに聞くのだが、「本当にそうだろうか?」と昔から疑問に感じていたのだがこの例を通して答えがでたように思う。

 ここ数年インプラント治療の台頭で早めの抜歯が増えているように感じているのは私の偏見だと思うが、あくまでインプラント治療は「歯を残す治療」をしっかりおこなって、その「次の治療」との位置づけが当院の治療のスタンスである。

歯科医師の使命は「可能なかぎり歯を抜かず、削らずに、天然の歯の状態を長く保つ」ことだと思いたい。

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