
過去に口臭治療を受けた方で、「口臭がするのに検査すると無い」と言われたことはありませんか?
このケースは少なからずありますので、お答えしたいと思います。
■口臭がするのに口臭検査では無いと言われる原因
@測定のタイミングの問題
口臭は1日の中でも、発生しやすいタイミングとしにくいタイミングがあります(もちろん終日感じる場合もあります)。そのため、検査のタイミング(時間帯)に影響を受けます。
例えば → 食前の空腹時は出やすくなります(空腹時口臭)。
お手入れの直後は出にくくなります(当たり前ですが)。
A口臭測定器のコンディションの問題
口臭測定器は極めて繊細な装置(人間が感知できないレベルの臭いを判別するので)なので装置のコンディションや経年劣化で数値が変化することがあります。
例えば → 測定器のウォーミングアップ不足。
センサーの経年劣化で反応しない。
B口臭測定器の限界
口臭成分のガスは数百種類あるため、それをすべて調べることができません。そのため代表的な成分のガス(多くても3種類)以外が口臭の原因になっている場合も可能性としては考えられます。
C本当に口臭が無い場合
本当に口臭のガス成分が無いのにも関わらず、口臭の感覚がある場合もあります(口臭症)。
■ではどうするのか?
結論的には、口臭測定器のメインテナンスや口臭症の診断が重要になってきます。
@の測定時のタイミングの問題であれば、タイミングを変えて複数回おこなうことや条件を整えて行うことである程度カバーできます(当院である事前に測定前の注意事項をお伝えしております)。
また、当院にある口臭測定器(アテイン)であると、「現時点では口臭は感じられないが、潜在的な口臭発生能力の程度」がお口の中にあるかどうか調べることができます。
■アテインで何がわかるのか?
一言でいうと「お口の中のバクテリア(おもにウレアーゼ活性菌)の活性レベル」が分ります。
わかりやすくいうと、口臭の原因は多数ありますが、その原因の一つが「バクテリア(細菌)がだすタンパク質分解物質」のため、それができやすいかどうか知ることができます。
そのため、現時点では口臭は無いが、(測定時点以外の)ちょっとしたことで口臭が発生しやすいかどうかがわかります。
口臭は多くの原因がある = 複数の検査機器が必要 ということになります。その中の一つが「アテイン」になります。
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