何年も経過をみていた小さな虫歯だったのですが、ちょっと「欠け」たために久々の治療となりました(スタッフのご厚意でご紹介いたします)。
上は拡大画像ですが、ちょうど歯と歯の間に小さな虫歯があります(左右2本)。
きちんと虫歯は取り除きたいが健康な歯の部分はあまり削りたくない...。
では、どう治療するのか?
上の画像のように、大きく2つの方法があります...
銀歯で治療する場合は、上(赤矢印)のグレーの治療範囲になります(型どりができる形にする必要があるため)。下(緑矢印)はセラミックスとプラスチックのハイブリット材料での治療範囲になります。
今回はどうしたのかといいますと...。
下の画像は治療中の状態です。
治療のポイントは
@削る範囲は虫歯の部分のみとし、最小限にとどめ健康な部分はさわらない。
A虫歯の取残しが無いように、特別な染色液(う蝕検知液)を十分使用する。
B唾液や細菌が入り込まないようにラバーダム防湿(緑の部分)を使用する。
C天然の歯の形を再現するために隔壁(金属のフィルム)、ウエッジ(ピンクの器具)を使用する。
出来るだけ歯を削らず、生まれもった歯を出来るだけ残して、歯の寿命を長くすることを目標にするMIコンセプトで治療するとこうなります。
この治療は「ダイレクトボンディング法(保険外の治療になりますが)」といってMIコンセプトに基づいた代表的な治療方法になります。
プロがプロに治療する時はこんな感じです。
(ただし以下の注意があります↓↓↓)
※奥歯は、力が大きくかかるため「ダイレクトボンディング法」は小さい虫歯だけに合う治療法になります。このケースより虫歯が大きいようであれば、型どりをして銀歯、金歯、セラミックス、にしたほうが長持ちします。
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