
カメラのレンズ修理をきっかけに歴代のカメラのレンズのレビューをしてみました。
歯科で使う口腔内撮影用カメラの種類は2つあります
主に患者様に説明するために使うのですが、歯科で使うカメラ(一眼レフ)は大きく2つに分けられます。
@歯科用口腔内カメラを扱っている会社様よりセットで購入。
A自分で組み合わせる(カメラ、レンズ、フラッシュ)。
@のメリットは、購入してすぐきれいな写真が撮影できる。難しい設定が不要。
デメリットは、価格が高い(27〜50万)
Aのメリットは、画質は同等で、さらにコストを抑えられる(9〜15万円)。
デメリットは、カメラの知識が必要、セッテイングの手間がかかる。
それでどちらがいいのか?
@とAの両方使ったことがあるので感想を申し上げますと
「楽したい方は@、ある程度知っている方はA」
になるかと思います。
一番その差を実感させられたのは「レンズ(マクロレンズ)」性能の影響です。
その感想ですが...
歴代使用したマクロレンズ3機種の感想です
デジカメになってから使用したレンズは3種類(フィルム時代からを含めると4種類)は以下の通りです。
(1)キャノン100mm CANON EF100mm F2.8 マクロ USM
580g
(2)タムロン90mm TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO1:1(272E)
400g
(3)タムロン60mm TAMRON SP AF60mm F/2 Di II LD [IF] MACRO 1:1(G005)
390g
(1)のキャノンの100mmは7年ほど使用しました。私にとっての基準レンズ。ゆがみも少なく(歪曲収差といいますが)「ありのまま」が表現でき、さすが純正レンズです。唯一の欠点は「重い」点です。ちょっと片手では持ちにくい(右手にカメラ、左手にミラーを持つため軽さが重要)。
(2)のタムロンの90mm(現在使用中)は8年使用ですが、性能的には(1)のキャノン100mmと差が実感できなく、かつ「軽い」点が大きなアドバンテージです(しかも低コスト)。新型も2機種でていますがだんだん重くなってきているので、好んで旧タイプを使用しています。片手で持てるレベルです。
(3)のタムロン60mmはさらに軽くて、小さいため、発売後すぐに購入して使ってみましたが、タムロン90oと比較してしまうとちょっと「ゆがみ(歪曲収差)」が気になったため別の用途で使用させていただいております。
タムロンの90oの軽さに慣れてしまうと、重いレンズはちょっとしんどい・・。

タムロン60oはやや前歯が大きく感じてしまう・・・
まとめ
画像の目標ですが、「肉眼で見たままの状態を表現する」ことにしています。
中には「見栄え」を追求する方もいるのですがあくまで「アート」でなく「医療用」なので「意図的にイジル(カメラとストロボの設定で明るく、鮮やかにする)」ことは個人的には抵抗感があります。
なので昔のポジフィルムの感じをだすことにしています。
「ちょっとしたこだわりですけどね」
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