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第36回顎咬合学会参加時の集合写真

月9日(土)はスタッフ5名とドクター1名で第36回日本顎咬合学会公開フォーラムに参加してきました。

 テーマは「歯周病と全身疾患」で4名のご講演がありました。

中澤 正絵 先生 歯科衛生士が取り組む全身管理〜糖尿病患者への対応〜
西田 亙  先生 糖尿病予防と長生きの秘訣は歯周病治療にあり!
関野 愉  先生 歯周病と全身疾患との関係 -エビデンスと論争
伊藤 公一 先生 歯周病と糖尿病との関連性

 どの講演も良かったのですが、その中でも今回興味深かったのは西田先生(糖尿病治療専門で開業されている内科の先生です)のご講演で、ご自身が歯周病治療をおこない血糖値が下がった体験をされ、

 先生曰く「歯周病治療する=お薬を一つ減らすことができる効果(※@)」とおっしゃっていました。

できればお薬は少ないに越したことはなく、お薬を飲まなくても血糖値が下がり、キープできることが理想です。もちろん副作用もないし、お薬代も少なくすることなり医療費の効率化も可能になります。

 実際、西田先生は「糖尿病の治療するなら、まず歯医者に行け(歯周病の治療をするために)」と指導するそうです。
 
 歯科ではだいぶ前から報告があったのですが、医科の先生(+自ら体験された)からの今回のご講演で歯科治療が全身の健康へ貢献が可能であることが「証明」されてきたということでしょうか。

糖尿病以外でも、口腔ケアで日本人の死亡原因の第3位である「肺炎(※A)」の発生率や東京都内の小学校での「インフルエンザ(※B)」の発生率の低下が認められたデータがあり、お口の健康を通じて全身の健康が改善されことがわかってきたとのことでした。

 「からだ」の入り口が「お口」なので理にかなっているといえば当然・・。

※@ 歯周病治療で糖尿病のヘモグロビンA1cが0.4〜0.7%下がる。
※A 誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)お口の中の細菌が原因。
※B 他の小学校と比べ、インフルエンザ発生率が低かった。

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