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イエテボリ大学トーマス・アルブレクトン教授
11月26日(日)はノーベルバイオケア社様(インプラントメーカー)主催の学術講演会に出席させていただきました。
(※印:最後にまとめました)

内容は “インプラント周囲炎(※@)“ に関してで、海外からスウェーデンのイエテボリ大学 トーマス・アルブレクトン 教授(※A)をはじめ3名の演者が講演されました。

インプラント治療を長持ちさせるためには、「インプラント周囲炎」を防ぐことが大切になりますが、今までは歯周病と同じで「細菌」の侵入が主な原因とされていたが、最近の研究ではそれ以外の因子もわかってきたという内容でした。

  内容をまとめると、

「いままで細菌が唯一の原因と考えられていたインプラント周囲炎だが、体の免疫反応によりおきることもわかってきた。研究や論文をみてみると、いままでどおり、喫煙、細菌も大きく関与しているが、歯科医師の技術の差、服用薬(※B)、腐食、物理的な力、等の様々な因子がわかってきた。」


インプラント周囲炎 = 免疫反応+タバコ+細菌+技術+力のかかり方+薬+材料、等(※C)

 以上のように多くの因子があるということです。

長く使用(※D)していると、お体の調子の変化や、飲み薬の有無、など全身の変化もでてくるので、(お体全体の骨の代謝も変わる可能性があるので)インプラントの周りの骨の状態を確認するためにも、1〜2年ごとのレントゲン撮影と3〜4ヶ月おきのメインテナンス(継続管理)、が必要になるわけです。

  インプラントを長く良い状態に保つコツがここにあります。

 
※@インプラント周囲炎:インプラントを支える周りの骨が溶けて無くなる。
   進んでしまうとインプラントがグラグラしてくる。さらに進むと自然に抜けてしまう。

※Aトーマス・アルブレクトン教授:インプラントを世界で初めておこなった(1965年)故ブローネマルク教授の元で研究をされる。

※B服用薬:H2ブロック剤などで胃酸を抑える薬(胃薬)、石灰化した骨を溶かす作用もある。

※C島倉独自のまとめ

※D当院の場合、最長19年経過されている方が今もお使いいただいております。


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