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歯医者で撮るレントゲン2種類の比較の図

周病治療で欠かせないものにレントゲン撮影があります。

歯の治療で撮影するレントゲンは大きく分けて2つあり、

 @全体を把握するのに適した「パノラマ撮影法」
 A歯を1本づつ細かなところまで診るのに適した「デンタル撮影法」
  があります。

専門的な歯周病治療をする場合必ず必要になるのがAのデンタル撮影法になり、小さいレントゲンを10〜14枚ほど撮っていきます。

 @のパノラマ撮影法は、お顔の周りを器械が一周まわり(15秒ほど)1回の撮影でお口の全域を診ることができるもので、歯だけはなく、あごの関節、など広い範囲が写ってきます。おそらく歯科に行かれた方はほとんど方がご経験されたことががあるかと思います。

 Aのデンタル撮影法は、小さいフイルムを直接お口の中に入れて撮影するタイプになり、1回の撮影で歯を4本程度写ってきます。お口全体を撮影する場合は10〜14枚の撮影になるため手間と時間がかかります(5〜7分程度)。

 一見すると「全体が診れて」「早く撮れて」「1回で済む」のでパノラマ撮影法で十分なような気がしますが実際はそうではありません。

なぜ、わざわざ「パノラマ撮影法」でなく「デンタル撮影法」をおこなうのか?

 理由は単純です。
  「見落としをしないため」です(=「正確な診断をしたいため」)。

具体的には次の画像見てみるとわかります。
下は「同じ歯」をパノラマ撮影法(左上段)とデンタル撮影法(左下段)したものの比較になります。


歯周病治療で撮影するレントゲンの図(拡大)

  一言でいうとパノラマ撮影法は「びみょうにボケて写っている」状態なので、デンタル撮影法の方が「鮮明さと細かさ」においては明らかに優れています。

 黄色の矢印の@Aは同じ部位を示していますが@には写ってない歯石がAではハッキリと確認できます。

 おそらく、パノラマ撮影法だけでは「歯石を見落とす(歯石が見えないため)」結果になる可能性が考えられます。

 歯周病治療でレントゲン撮影が多くなる理由 ⇒ 見落としをなくし確実に治したいため


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