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2016年救歯会例会の様子
月所属しているスタディーグループ救歯会でケースプレゼンテーションをおこなってきました。

 画像は準備の時(プロジェクターの調整)の様子です。

今回の発表内容は「インプラントを使用したケースの10年経過」でインプラントの治療終了後からの10年間の経過報告をおこないました。

結論的には

 「インプラント治療を成功させるには治療の各ステップを飛ばさないことが大切」

ということになります。

 大事なステップは以下3つです。

  @そもそもインプラントの適応症(インプラント治療が必要かどうか)なのかどうかの判断が大切。
   (ブリッジ、入れ歯、などほかの選択肢が良い場合もあります

  Aインプラントをおこなう前に「歯周病の治療」を終了させておくことがあとあとのトラブルを防ぐ。
   (インプラント周囲炎(しゅういえん)にさせないため)

  B治療終了後のフォローアップ(定期的チェック)は必ず必要。
   (冠が入ったら終わりではない、天然の歯、インプラント、共にメインテナンスは必要


もちろん細かな点では

  (1)全身疾患の状態(糖尿病、腎臓病、骨粗しょう症、など場合により医科の治療を優先します)
  (2)常用薬の状態(骨粗しょう症、など場合により休薬します)
  (3)骨の形状(厚み、高さなどをレントゲン、型どり、CTで診査します)

  などの診査が必要なステップになります。

    「治療のステップを飛ばさない(急がない) = 治療の時間がかかる」 ことになりますが

     大事なお体のことなので「治療回数が多くとも、安全確実を優先」が当院のコンセプトです。

インプラントを行い10年間経過が良い症例の発表時の様子、大手町デンタルクリニック

上画像はケースプレ時のもので10年間の経過を表したものです。
(治療後のインプラントも変化なく順調であることに加えて10年間1本も歯を失わないで経過)

左上:初診 
左の列上から2段目:治療開始前 
左の列下:治療終了 
右下:10年後
グラフ:縦軸は歯の本数、横軸は年齢、(歯の喪失のスピードを表す)  


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