
私が所属するスタディーグループ(研究会)「救歯会(きゅうしかい)」の30周年記念発表会が千代田区の大手町サンケイプラザで2月19、20(土、日)に行われ、私も微力ながら発表させて頂きました。
※画像は会場の様子
本来は昨年9月開催の予定でしたが新型コロナの影響で延期になり今回の開催になりました。
発表内容は以下の通りでした。
@自家歯牙移植
歯が無い所には、入れ歯(義歯)、インプラント、何も入れない、そしてご自身の歯の移植(親知らずなどの余っている歯を使用)などの治療方法がありますが、その中での「移植」にスポットライトを当てた発表でした。
移植はどれ位持つのか?成功させるためのポイントは?などデータを救歯会で集め統計学的データを元に英訳論文にした内容と臨床例の発表でした。
Aインプラント
インプラントは歯が無くなった所に行う治療方法ですが、治療の目的としては「咬めるように」する場合や残っている歯に「負担をかけない」などがあります。
インプラントが残っている天然の歯にどのような影響があるかなどを研究論文と具体例でご報告しました。
Bメインテナンス(定期健診)
歯を抜かないで維持するにはメインテナンスが必須になりますが、しなかった場合と継続して行った場合の違いを論文と臨床例でお伝えしました。
(私のパートはここでしたが、23年間の臨床例を提示させて頂きました)
C歯根破折
歯が無くなる(抜歯の)原因の1つに「歯が割れる」ことがあります。手遅れにならないよういかに早く予兆を見つけるかが大事になります。
虫歯や歯周病でない方も「歯が割れて」抜歯になることがあるので注意が必要です。
歯が割れる兆候や傾向の具体例の発表になりました。
Dコーヌスクローネ義歯
入れ歯(義歯)の種類の1つに「コーヌスクローネ義歯」があり、通常の入れ歯では対応が難しいケースに有効であることがあり、通常の入れ歯との「違い」や支えになる歯の「持ち」などを統計学的に吟味した論文と具体例の発表になりました。
会場とWEBとのハイブリットの開催となりましたが、新型コロナ禍の中、参加の先生画方、スタッフの皆様に感謝いたします。

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