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歯科のエアドライヤーとエアフィルターとコンプレッサーの画像

ょうど先週機械(コンプレッサー)の入れ替えを行ったので治療に使用する空気についてのお話しようと思います。

治療時に必ず使用する空気(風)は皆さんご経験されたことがあるかと思います(歯の表面を乾燥させるため「シュー」と風をかけます)。

実はこの空気は、機械の「動力源」になったり、歯の表面を乾かす「風」であったりします。この圧縮された空気が無いと治療ができなくなりますのでとても重要なものになります。

その圧縮空気(エアー)をつくるのが「コンプレッサー(圧縮機)」になります。

圧縮空気をつくるコンプレッサーとは何か?


「自転車や車のタイヤの空気入れ」のイメージですが、大もとの空気は私たちの周りにあるもの使用し、ポンプにより圧力をかけ圧縮していきます。

出来上がった圧縮空気は治療に使用するものなのでその品質はシビアです。以下2つポイントがあります。

重要な品質その1「空気がドライであること」


歯科のコンプレッサーに必要なシステム(水分の除去)

  そもそも私たちのまわりの空気は水分(湿気)を含んでいます。コンプレッサーは、その空気を@多く吸い込み(水分も取り込みます)A圧縮する(蒸気の密度が大きくなる)することが目的なのですが、それに伴って圧縮された空気の湿度が上がります。

 湿度が上がった空気(圧縮された空気)は「ジメジメ」しやすくなるため「細菌」「カビ」などが繁殖しやすい状態になります(さらに圧縮空気は金属製のタンクに一時的に貯めておきますのでタンクの内部が繁殖の場になりやすくなります)。

 その空気を直接お口の中に入れる訳にはいきません。

そのため、当院は圧縮された空気を専用の「エアドライヤー」で1度冷却してドライ(除湿)するようにしています(温度が下がると水滴となるため取り除ける)。


重要な品質その2「不純物が含まれないこと」


歯科のコンプレッサーに必要なシステム(不純物の除去)

  空気中の水分が大敵であることは上記の通りですが、もう一つやるべきことがあります。
 
  それは空気中に含まれる不純物を取り除くことです。通常空気中には「水分」をはじめ「細菌」「花粉」「カビ胞子」「粉塵」が含まれ、それにプラスされて機械自体の「油分」などが含まれることもあります。

  不純物を取り除かない空気をお口の中で使用する訳にはいきません。

 乾燥した空気をさらに「除菌フィルター(HEPAフィルター)」でろ過して、最終的にドライでクリーンなエアーが出来上がり治療に使用できる品質になります。

   良い結果を出すためにも空気の品質は重要です。  


※当院使用のコンプレッサー:ドイツの国際的認証機関であるTÜV(テュフ)より"Class 0(ISO8573-1:2010[-:-:0])"の認証を取得した機種。圧縮空気品質等級最高レベルの「クラス0(クラス1の上)」性能。


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