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大手町デンタルクリニック(旧 日本ビル歯科)の歯の治療への「こだわり」をご紹介。Dr.島倉ブログ。東京都千代田区大手町、東京駅、丸の内の歯科、歯医者でございます。

月別アーカイブ:2017年07月

2017年07月の記事一覧。大手町デンタルクリニック(旧 日本ビル歯科)の歯の治療への「こだわり」をご紹介。Dr.島倉ブログ。東京都千代田区大手町、東京駅、丸の内の歯科、歯医者でございます。
歯周病治療でレントゲン撮影が多くなる理由

2017-07-01 歯周病の治療とは?
《HPは一番下からリンクできます》歯周病治療で欠かせないものにレントゲン撮影があります。歯の治療で撮影するレントゲンは大きく分けて2つあり、 @全体を把握する…

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歯の切削機器使い回し関連のその後:7月2日読売新聞様より

2017-07-03 歯のニュース!!
《HPは一番下からリンクできます》 【2017年7月2日(日)の読売新聞様の記事より引用させていただきました】歯科用切削機器(専門的には、タービンヘッド、ハン…

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歯周病治療でレントゲン撮影が多くなる理由

《HPは一番下からリンクできます》
歯医者で撮るレントゲン2種類の比較の図

周病治療で欠かせないものにレントゲン撮影があります。

歯の治療で撮影するレントゲンは大きく分けて2つあり、

 @全体を把握するのに適した「パノラマ撮影法」
 A歯を1本づつ細かなところまで診るのに適した「デンタル撮影法」
  があります。

専門的な歯周病治療をする場合必ず必要になるのがAのデンタル撮影法になり、小さいレントゲンを10〜14枚ほど撮っていきます。

 @のパノラマ撮影法は、お顔の周りを器械が一周まわり(15秒ほど)1回の撮影でお口の全域を診ることができるもので、歯だけはなく、あごの関節、など広い範囲が写ってきます。おそらく歯科に行かれた方はほとんど方がご経験されたことががあるかと思います。

 Aのデンタル撮影法は、小さいフイルムを直接お口の中に入れて撮影するタイプになり、1回の撮影で歯を4本程度写ってきます。お口全体を撮影する場合は10〜14枚の撮影になるため手間と時間がかかります(5〜7分程度)。

 一見すると「全体が診れて」「早く撮れて」「1回で済む」のでパノラマ撮影法で十分なような気がしますが実際はそうではありません。

なぜ、わざわざ「パノラマ撮影法」でなく「デンタル撮影法」をおこなうのか?

 理由は単純です。
  「見落としをしないため」です(=「正確な診断をしたいため」)。

具体的には次の画像見てみるとわかります。
下は「同じ歯」をパノラマ撮影法(左上段)とデンタル撮影法(左下段)したものの比較になります。


歯周病治療で撮影するレントゲンの図(拡大)

  一言でいうとパノラマ撮影法は「びみょうにボケて写っている」状態なので、デンタル撮影法の方が「鮮明さと細かさ」においては明らかに優れています。

 黄色の矢印の@Aは同じ部位を示していますが@には写ってない歯石がAではハッキリと確認できます。

 おそらく、パノラマ撮影法だけでは「歯石を見落とす(歯石が見えないため)」結果になる可能性が考えられます。

 歯周病治療でレントゲン撮影が多くなる理由 ⇒ 見落としをなくし確実に治したいため


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歯の切削機器使い回し関連のその後:7月2日読売新聞様より

《HPは一番下からリンクできます》
歯科用切削機器使い回し問題、読売記事2017年7月2日

 【2017年7月2日(日)の読売新聞様の記事より引用させていただきました】

科用切削機器(専門的には、タービンヘッド、ハンドピース、といいます)関連の続報(2014年から)の記事を見つけました。

 下はその歯科用切削機器(歯科用切削機械、タービンヘッド、ハンドピース)です。
歯科用切削機械、歯科用切削機器、歯を削る道具の画像


内容を簡単にまとめると

・歯を削る機器の先の部分は唾液や血液に触れる部分になるため、使い回せば次患者さんに細菌やウィルスが感染(移す)リスク(可能性)がでる(アルコールで拭くだけでは不十分)。

・患者さん毎に交換している歯科医院は
  2012年は31% ⇒ 2017年は52% となり患者様ごとに交換する歯科診療所が増えた。


との内容になります。
  
5年間の間に「毎回交換が 3件に1件 ⇒ 2件に1件」となったとの結果になるわけですが、これが多いのか少ないのかは意見が分かれるところだと思います。

 (米国では毎回交換が義務付けされてますが、日本はそうではないのが現状です。例えば外科手術で一回使用したメスなどを消毒薬で拭いて⇒次の患者さんに使用するのはあり得ないですよね)

 本来は100%のクリニックでの実現が理想なのですが、実際おこなうにはハードルが高く、それに伴うコスト(※)はすべてクリニックの持ち出しになります(治療費には反映されていない事実)。

 行政が健康保険の制度自体の改善をしてくれないと「やりたくてもできない」ところが多いのが現状だと思います。

そのハードルが高い理由は..
 
・切削機器(タービンヘッド、ハンドピース)が高価であるため。
 1機器あたりの定価:9〜16万円(メーカー、性能により違います)× 本数分(治療用イス、ユニットの数×2倍 の本数は最低必要、修理等も考慮)が必要(診療用イスが2台であれば最低4本は欲しい、ギリギリですが)。

・実際は「本数そろえるだけでOK」ではなく、機械(高速回転するのでデリケート)なので@「洗浄」A「滅菌」B「注油」C「空吹かし」の各工程を毎回おこなう必要があるため「滅菌」だけでは実は不十分である(全自動の機械でおこなう or 人の手で注油+空吹かし,が必要。しないと短期間に壊れます)。

・切削機器だけでなく、「超音波スケーラー(歯石をとる機器)」「コントラ(歯を磨く機器)」なども同様の本数が必要になる。

・スタッフの負担が増える、もしくは人員を増やす必要がでてくる。

・大勢の人数を治療するには適さない診療システムになる(1日に治療できる人数が限られる)。

 以上が挙げられます。どちらにしても言えることは

毎回交換しているところは

   「医療として妥協できない点なので、採算が合わなくてもおこなっている」

というクリニックということです。

※大まかに見積もってもイニシャルコストは150〜200万円程度はかかる。 

参考:下は実際の当院の歯科用切削機器(+歯石を取る機器and歯を磨く機器)の滅菌の方法になります(治療用のイスは旧機種)。



【大きい画面はこちらからご覧いただけます】


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