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新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

画像は2017年元旦の富士山ですが、普段は都心部からなかなか見ることができず、よほど条件が整ったタイミングでしか見ることができません。
手前のビル群はいつも目に入りますが、いつもはスモッグで見えない富士山が「どこにあって、どの条件がそろえば見えるのか」を知っていなければ目に入ることはないでしょう。
治療も同じで、緊急のトラブルだけに追われていると根本的な解決法までたどり着かないことが多く、結局は時間と費用の無駄に終わること(再発など)も少なくありません。
根本的な解決を目指すためには先の先まで見通して治療する必要がでてきます。
当院の場合は
直近のトラブルの解決 ⇒ 一旦解決したら ⇒ お口の全体の検査 ⇒ 原因除去を中心とした治療計画
の順序で治療が進めており、本格的な治療開始まで少し時間がかかります。
治療もいろいろな分野あります、たとえば...
(例)
「この歯は持たないので抜くしかない」 と言われたとします。その場合の原因はいろいろ考えられ、
@歯周病が進んでしまっているから。
A根の先に膿の袋ができているから。
B虫歯が大きいから
B虫歯が大きいから
C歯が割れているから
D親知らずだから
E矯正治療のため
など挙げられますが、もし残せる可能性を最大限生かす場合は(もちろんすべての歯を残せるわけでは無いですが...)
@歯周病が進んでしまっているから。 ⇒歯周病治療をおこない良くなるか確認いたします。
A根の先に膿の袋ができているから。⇒歯の根の治療(根管治療)をおこない良くなるか確認いたします。
B虫歯が大きいから。⇒虫歯を取り除いた後、しっかりとした部分が残っているか確認いたします。
C歯が割れているから。⇒抜かないで治療できる選択肢はないか検討します(矯正治療、再植、接着、等)
D親知らずだから。⇒残す、残さない場合のメリット、デメリットを比較します。
E矯正治療のため。⇒抜歯しないで歯を並べる選択肢があるかどうか検討します。
など、原因により治療法が異なってくるため、すべての治療分野からの視点で総合的に検討する必要があるからです(総合治療)。
これがたった1つの法則になります。
それなので、
「虫歯だけ」「歯周病だけ」「根の治療だけ」「矯正治療だけ」「入れ歯だけ」「インプラントだけ」などの限られた分野(専門)の視点だけだと対応できない(抜歯しかない)場合があり、残そうとする場合は各分野を総動員する必要がでてきます。
「虫歯だけ」「歯周病だけ」「根の治療だけ」「矯正治療だけ」「入れ歯だけ」「インプラントだけ」などの限られた分野(専門)の視点だけだと対応できない(抜歯しかない)場合があり、残そうとする場合は各分野を総動員する必要がでてきます。
食事に例えると、フルコースのディナーを食べるには、フォーク、ナイフ、スプーンが必要なわけで、もしフォークとナイフがあっても、スプーンがなければスープは飲めせん...。
以上のような視点と様々な条件がそろわないと良い治療結果がでない(長持ちしない)のことは25年の経験のなかで実感するところです (逆に条件がそろえば良い結果がでるわけですが…)。
やはり、いい景色を見たいものです。
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